「昔は運動していたから大丈夫」。40代で筋トレを再開する方から、よく聞く言葉です。ところが、20代の頃と同じ感覚で始めると、思わぬ不調やケガにつながることがあります。この記事では、40代からの筋トレを無理なく続けるための考え方を整理します。
20代と40代で、何が変わっているのか
40代になると、筋肉量や関節の柔らかさ、回復のスピードが20代とは変わってきます。これは自然な変化で、悪いことではありません。ただ、昔のイメージのまま追い込むと、身体がついてこないことがあります。
特に、久しぶりに運動する場合は、頭で思う「できるはず」と、今の身体の「実際にできる」の間にギャップがあります。まずはこのギャップを埋めることから始めます。

40代の筋トレでやりがちな失敗
最も多いのが、いきなり昔の重量・強度で再開することです。関節や腱は筋肉よりも回復が遅く、無理をすると痛みにつながりやすくなります。
もう一つは、休養を軽く見ることです。40代は回復に時間がかかるぶん、週の予定に休む日を組み込むことが、20代以上に大切になります。
まずは「動ける身体」を取り戻す
40代の筋トレは、重さを追う前に、関節が正しく動く状態を取り戻すことから始めるのが安全です。しゃがむ・押す・引くといった基本動作をていねいに確認し、痛みなく動ける範囲を広げていきます。
40代で再開したとき、いきなり昔の重さでやって腰を痛めました。動作から見直してもらってからは、痛みなく続けられています。
無理なく続けるための始め方
- 1
① 現状を評価してから始める
今の身体がどう動くかを確認してから、メニューを決めます。ここを飛ばすと、昔の感覚で無理をしがちです。
- 2
② 軽い負荷で動作を固める
最初は軽い負荷で、正しい動作を身体に覚えさせます。重さを増やすのは、その後で十分です。
- 3
③ 週1〜2回から習慣にする
回数より継続を優先します。週1〜2回でも、続けば身体は少しずつ応えてくれます。
40代からでも遅くない
年齢を理由にあきらめる必要はありません。始め方さえ間違えなければ、40代からでも身体は変わっていきます。大切なのは、今の身体に合わせて始めることです。
HELIXでは、初回に動作アセスメントを行い、今のあなたに合った強度から組み立てます。「昔の自分」ではなく「今の自分」に合わせるのが、続けるための第一歩です。
まとめ
40代からの筋トレは、20代と同じやり方では続きません。まず現状を評価し、軽い負荷で動作を固め、週1〜2回から習慣にする。この順番を守れば、無理なく身体を変えていけます。
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この記事を書いた人

相馬 拓真
代表トレーナー / NSCA-CSCS・指導歴10年
大学まで陸上短距離の選手として競技を続け、引退後はストレングス&コンディショニング(S&C)コーチとして10年。学生アスリートから40代のデスクワーカーまで、動作を起点にした指導を行ってきました。「感覚ではなく、動作から変える」がHELIXの信条です。


